お金の説明は、「買ったもの」や「支払先」を言ってはいけない
こんばんは。PTAブロガーいさおです。
働き方改革か何かよくわかりませんが、僕の職場では”遅くまで仕事をするな”という風潮だけが蔓延しています。「遅くまで仕事をしない」ことで何が良いのか、という本質の議論がなかったり、議論してもそれに共感できないので、職場では反発が起こっています。ツイッターを見ていても同じように苦しんでいる社員さんは結構いるようです。「共感」って本当に大事ですよね。
さて、PTAブログは昨日の続きなり。
お金の説明の際に、本当に大事で効果があることについて書いていきたいと思います。
よくありがちな説明は「テントを買った」「オーケストラに来てもらった」「コサージュを買った」と言った、買ったものを説明するパターン、あるいは「〇〇劇団を呼んだ」と言った支払先をいうこともあるでしょう。
しかし、これでは単なる内容説明なので、共感を作り出すことは難しいですね。
ドリルを売るには穴を売れ!
マーケティングの世界では有名なこの話。(本も出てます→http://amzn.asia/61cH81h)
簡単に言うと、ドリルを売りたかったら、ドリルの性能や値段をアピールしてもダメで、お客さんが開けたいと思っている穴のことについて考えないといけないという話。これはいろんなことに応用ができるので、とても好きです。
保護者のメリットを語るということ
一番良いのは、お金を払っている本来の目的を考え、お客さんである保護者のメリットを話すことです。
保護者はお客さんと言うより、スポンサーなのかな?まあその辺はあまり深く考えず。。。
幼稚園で遊具のペンキを塗りなおすののペンキ代を払ったとしましょう。
「ペンキ」というのは手段です。
ペンキをなぜ塗りなおすのかを考えるのです。
そう。ペンキが剥がれてきてササクレができて子供が怪我するのを防ぐためです!
「子供たちの安心・安全を守ること」にお金を使っているのです。子供に怪我をさせたくないという思いはみんなに共通のことですから「共感」が得やすいわけです。
それ以外に例えば、PTA主催の音楽会でオーケストラを呼んだとしても同じことです。
「子供に本物の芸術・芸能を感じてもらうこと」と言ってもいいでしょう。
ここでのコツは「〇〇なコト」と考えることです。
- テント→熱中症を防止すること
- コサージュ→卒業式を盛り上げること、思い出に残るようにすること
- 除草→地域へ配慮すること
まあ、これらは例として、モノではなくコトで考えてみると案外すぐに思いつくと思います。
そして、この「コト」で説明することが共感を生む一歩となるのです。
ぜひ説明責任のある役員さんは、こんななじで説明するのをオススメします。
(追記)
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誕生「日本初のPTAブロガー」
— いさお@PTAブロガー (@isao67) 2018年4月4日
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