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どーもー、PTAブロガーのいさおです。

 

 

週刊誌にPTAのことが載ったんですかね。まだ読んでないなぁ。どんな内容かちょっと興味ありますね。

 

 

ではPTAの”アップデート”を提案するピーブロ(PTA2.0ブログの略)今日もいってみよう。

 

 

ストーリーってすごい

最近「サピエンス全史」って本を読んでいるんですが、いまの人間(ホモ・サピエンス)が世界を支配しているのはストーリーを扱えるかららしいんです。ストーリーってのは架空の話で、7万年前ぐらいから人間はストーリーを使って世界を支配してきたって話。だからストーリーが私たちを動かすってのは何万年もかけてDNAレベルで染み付いているんです。
 
 
7万年ですからすごいですよね。「ロジカルシンキング」が大切とかってごくごく最近の話ですよね。だからストーリーの方が人間の奥深くに刺さるんです。論理よりストーリー。
 
 
例えば・・・「狼がきたぞ!」とか「車にぶつかると怪我するから気をつけて」みたいなのはストーリーではないんですね。これはリアルで、動物でもそういった情報の発信ってできるらしいんです。
 
 
一方で「”日本”って国がある」とか「制限速度50キロ」とか「高級な時計をしている人はステータスが高い」とか、こういったことは全てストーリーなんです。日本の領土に何か違う色が付いているわけではなく、ここが日本だってみんなが同じ物語を信じているからこそ日本が存在できるんです。実は国家も架空の物語の上に成り立っているって考えがあるってのは僕にとっても衝撃でした。



サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福
ユヴァル・ノア・ハラリ
河出書房新社
2016-09-08


 

さて、PTAの話

ではPTAってのはどうかって話ですけど、もちろんPTAも架空の物語です。
 
 
PTAがあるとか、PTAはこうでないいけないとかは、そういったストーリーを信じている人にだけ存在するものなんですね。同じストーリーをみんなが共有できていれば問題ないのですが、問題のあるPTAはそうはいっていない。違うストーリーを信じる人が対立する構造ですよね。
 
 
任意加入や自由参加などは基本として実施すべきで、そうでないストーリーを信じていたり信じ込まそうとしている人はとても厄介。そのことで人間関係が崩れたり、中には転校したり、体調を崩したりとなっていては本末転倒。
 
 
気軽に参加でき、学校にも子どもにも地域にも貢献できて、親の負担にもならない、そういったホワイトなPTA(あるいはPTAとは別の団体)が一つでも多く日本の学校にできることを僕は望んでいます。
 
 

強いストーリーでPTAをアップデートしよう

良いか悪いかは別として、これまでのやり方を変えるには「強いストーリーで上書きする」ことが必要です。心打つストーリーが人を動かし、一瞬にしてこれまでの常識を覆すことができるのです。
 
 
任意加入に反対する人を動かすには「任意加入にすることが結果としてあなたたちを含めた全員を良くすることなんだ」というストーリーを打ち立てて話をしてみることをオススメします。

 

 

役員決めの問題を何回か考えてみましたが、まずは任意加入ってことが実現されない中で、役員決めだけうまくいくってのも難しそうですよね。

 

 

今日はこの辺で!次回もストーリーについて書いてみたいと思います。お楽しみに。

 

 

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