こんにちは。PTAブロガーのいさおです。
続きを書くといってなかなか書けていなかったストーリーについて、ついに書きますね!
では、今日もピーブロ(PTA2.0ブログの略)いってみよう!
興味惹起の3要素
だいぶ前のPRの研修で教えてもらった話ですが、興味をもたせるには以下の3要素が必要だってことなんですね。
- シンプル
- 共感(ストーリー性)
- キャラクター(人物)
この3要素の中でも「2.共感(ストーリー性)」ってのに僕は注目しています。
「1.シンプル」ってのもとても大切ですね。だらだらと長くて結局何が言いたいの?みたいなのではいくら内容が良くても聞く気が起きない。長くなるのは思い入れが強い時ほど注意が必要。何を話すかよりも、何をそぎ落とすかのほうが難しいんですよね。あれも言わなきゃこれも言わなきゃってなってしまうんで。
「3.キャラクター」ってのも大切で、ここはあなた個人の人間性が出るほうがよいってこと。以前に個人的な話をすることを推奨した記事を書いているので、こちらも参考にしてみてください。
▼過去ブログはこちらから!
さて、ストーリーの話
次にストーリーの話です。
僕がオススメする構成は「桃太郎」です。
昔から語り継がれているものは語り継がれるだけの理由があると思うんです。それは強いストーリーだからです。僕のプレゼンテーションもこれをベースに組み立てます。
- 登場人物や背景の紹介
- 問題(理想と現状のGAP!)発生
- 解決に向けた取り組み方法
- 解決後の世界
- (具体的な手順や体制など)
順を追って説明してみますね。
1.登場人物や背景の紹介
「昔々あるところに・・・ってところです。」ここでおじいさんとおばあさんがいて、桃太郎が登場するんです。
いきなり「問題があるぞ!」とか、「PTAぜひ一緒にやりましょう!」みたいなところより、例えば時代背景として「専業主婦がメインだった時代が終わり、今は女性も働いている人の割合の方が過半数を占めるようになりました。」といったところから入ることをお勧めします。
お客さんの情報や気持ちをこちらと同じレベルまでひっぱりあげるって感じです。
2.問題(理想と現状のGAP!)発生
桃太郎でいうと鬼が幅を効かすようになり、平和が脅かされるぞってパートですね。
ここで問題点を挙げます。「平日昼間に集まっているいまの運営形態では、過半数の人は仕事を休まないといけないことになる」とか「子どものため!という目的が、母親にストレスがかかる活動が多いので、逆効果なっているのでは?」と感じです。
オトンイベントの企画だと「平日の参観や面談などには参加しにくいお父さんの中にも、学校との接点を持ちたいと思っている人がいて、でもなかなか機会がないのが現状なんです」って感じですかね。
あくまでこのあたりは事例として思いつくままに書いてます。
3.解決に向けた取り組み方法
ここで解決方法ですね。
桃太郎でいうと、単に「鬼が悪いから鬼を倒す」ってことではないところに注意です。きびだんごそしてイヌ・サル・キジを仲間にしていくその手段が大切なんです。
「平日集まるのが負担→だからやめましょう!」って単純な裏返しの視点だけだと反発にあいやすいかも。だから、何回かに1回は週末にしましょうとか、こういうITのツールを使ってわざわざ集まらなくても決められるようにして補いましょうとか、行事の数や広報紙の発行回数を見直しを検討しましょう、とか。
4.解決後の世界
桃太郎でいうと鬼がいなくなって平和を取り戻したってことですね。
ここでは、解決前の世界よりいろんなことが良くなっているってのを訴求するのがコツです。単に自分に都合が良くなるだけやろ、と思われないように。
PTAの負担が軽くなれば、よりPTAに参加しやすくなってくるってのが良いですかね。
スリム化に反対するのはこれまでやってきた人だと思うんです。でもこの解決後の世界がPTAが良くなる、より子どものためになる、ってことなら反対もしにくいと思うんですよね。だから、最後ここしっかりPRするのめちゃ大事です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?読んでいただくと、結構簡単なことに聞こえるかもしれませんが、ビジネスの世界でも、「鬼がいて暴れているから退治しましょう」しか説明していないような場面も結構あります。これでは企画もなかなか通らない。なので、ストーリーのこの流れ、ぜひ参考にしてみてください!
具体的なPTAでお困りの事例があれば、教えていただければ一緒に考えますよ!コメントでもDMでもどうぞ
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— いさお@組織の中でも自分らしく生きる (@isao67) 2019年6月1日
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