おはようございます。PTAブロガーいさおです。
少し前に流行っていた「嫌われる勇気」を読んでいます。アドラー心理学はとても参考になりますね。めちゃめちゃ付箋貼ってます!
と言うことで、アドラーに学ぶというタイトルで書いていこうと思います。今日もピーブロ(PTA2.0ブログの略)よろしくお願いします!
原因論と目的論
アドラー心理学は「勇気」の心理学とされていて、幸せになるための勇気がないことが幸せになれない理由なんだそうです。
まず、この本では引きこもりの友人を事例に出して、「不安だから、外に出られない」という考え方を「原因論」として整理します。一方でアドラーの提唱する「目的論」の考え方に立つと、引きこもりの友人は「外に出たくないから、不安という感情を作り出している」と捉えるのです。そして人は「原因論」の住人である限りは一歩も前に進むことができないらしいのですね。
僕の職場での話をすると、「上司や同僚が××××だから仕事が進めにくい」ってことがよくあります。まあ、人によってやりやすいやりにくいってのはどこの職場でも同じかと思いますが。でもこの「目的論」ってのを当てはめると、「成果が思うように出ないのを自分の責任にしたくないから、上司や同僚に問題があるとういことにしている」と考えられるわけです。
あらためて文字にすると、自分ってなんて弱いんだって話だと思います。言い訳を用意して仕事をしているんですね。まあ、この本を読みながら、そういった退路を断ち切って、もっと成果にコミットしてやっていこう!!と考え直すわけです。(だからこの本アツいしオススメ!)
僕とPTAの関係
僕にとってのPTAって、学校への具体的な恩返しであり、子どもと一緒に成長するための場でもあります。(もちろん他にも単に面白いからってことなど理由はあります。)なので、この目的を達成するために、PTA活動をしているって捉えることができます。
学校が困っていることがあれば一緒に改善するし、保護者が困っていることがあれば回り回って子どもたちの成長が妨げられるので、できるだけ保護者に負担とならないようにするとか、そういうことに注力しているつもりです。まず目的があって、そのための障壁を取り除いていく感じです。
「もし〇〇ならば、僕も□□できるはず」って仮定を置いて、延々とやらない人っていますよね。可能性の中にだけ生きていて結局は何もしない。アドラーは自分を受け入れて□□に踏み出す勇気を持とう!と提案しています。
例えば、「土日休みじゃないから子どもの行事に参加できない。」という人がいます。だったら平日休みの時に参観に行けば良いと思います。例えば運動会どうしても観にいけないから、予行練習を参観させて欲しいと学校に掛け合ってみるとか。本気を出して、子どもの様子を見たいと思ったらやれることってあるんだと思うんですね。学校に物申すのって、モンスターペアレンツに思われたら嫌だなぁと思われるかもしれませんが、そこがアドラーの言う「勇気」って話なんだと思います。
PTAをどう捉えるか?
学校の状況や地域性などによっていろんなPTAが全国にあると思うので、同じように議論することはできないと思うのですが、問題があるところは「これまでのPTAを継続することが目的」となっているという「目的論」が悪い方に利用されている本部があり、逆に「PTAがブラックだから協力できないんだ」という「原因論」に立つ保護者とが対立している構造が多いように思います。
本部側の方には、ぜひ目的を再確認して「子どものため」の活動にしてもらいたいです。「PTAのためのPTA活動」になっているところはもうやめましょう。
PTAが許せない!というような方も、原因論・目的論という捉え方を一度考えてみて、何か少しでも勇気のある行動で、みんなにとってより良いPTA(あるいはPTAそのものがなくなることで目的が達成されるならなくても良いですね)になるよう取り組んでみてはいかがでしょうか?
また続編書いていきます。では。
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— いさお@組織の中でも自分らしく生きる (@isao67) 2019年6月1日
コメント
コメント一覧
コメントありがとうございます!!
発言を通じて変えていこうするのはスゴイですね!まさに「勇気」!!
しかし、無視するとかひどいなぁ。みんなで話し合いながらやれば良くなっていくはずですのにね。