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おはようございます。PTAブロガー兼アップデーターのいさおです。

 

 

早速「嫌われる勇気」を読んで考えたことを綴っていく、前回の続きを書いていきたいと思います。







 

 

PTA問題の根本は人間関係

ネットでいろいろ見ていると、PTA問題で多いのは、やりたくないのにやらされるという「強制」の話のようです。加入の強制、活動の強制、役員の強制、といったところでしょうか。このことに負担を感じ、悩みを抱える人も多いのだと思います。
 
 
本の中で、アドラーは「すべての悩みは対人関係」と言っていて、僕自身もすごく納得しました。で、PTA問題もいろいろと事象が起こっていたとしても、悩みは人間関係に収束するのかなぁという印象を持っています。
 
 
逆にいうと人間関係が良好であれば、今まで問題だと思っていた「強制」ってことも、問題と感じる部分が減り、気持ちが楽になるかもしれませんね。
 
 
僕は強制が良いとは思いませんが、なかなか変えられないものがあるなら、せめてその悩みだけでも軽くなればなぁと思って書いています。
 
 

自分が変えられるのは自分だけ

他人を直接的に変えることはできません。 アドラーが「課題の分離」で説明していますが、他人の課題に土足で踏み込むことはトラブルを引き起こします。
 
 
他人を変えることが難しいうえ、本部役員が束になってかかってきたら、「PTAを変えたい、過度な負担を減らしたい」という思いを持った方でも、なかなか1人で立ち向かい、変えていくのは難しいもの。自分が動いて会長にでもなって、反対派を押し切って改革を進めていくってのも、なかなか勇気がいる行為で難しいですしね。
 
 
でもアドラーは相手を放っておくことは勧めていません。相手が変わるよう有益な情報を提供したり、何かあった場合は私が協力を惜しみません、みたいな態度で接することが大事だと言っています。
 
 
つまり相手自身が自分で気づき変わっていけるよう、自分ができることを自分の課題としてこなしていこう、というわけです。相手が変わるかどうかは相手の課題なので、そこにストレスを感じる必要はありません。焦点は常に”自分”なのです!
 
 
 

嫌われる勇気

しかし、自分の課題として、果たしてPTAにそのように接していくことってできるでしょうか?なかなか難しいかもしれませんよね。腹の立つ人たちには腹が立ちますし、話を聞く気がないような集団だったとしたら、情報を提供することさえ難しい。
 
 
で、次にやるべき自分の課題解決としては「関わらない」「退会する」といったことになりますね。(それか逆に会長になって全てを引き受けて改革に取り組むか。)
 
 
「退会」は、その手続きにかかる手間や、自分の子どもが登校班に入れてもらえないなどの弊害が出る可能性があるみたいなんですが、僕は1番の課題は人と違うことをする勇気が必要ってことだと思うんです。例えば、3割ぐらい加入していない人がいるなら退会することに悩みませんよね。とんがった1人として認識されることにはやっぱり抵抗があると思うんです。(そういう構造がよりPTAの問題をややこしくしていると思う。)
 
 
退会するかどうかは「自分の課題」として取り組むことができます。任意加入の周知や入会届の整備、などはもちろんしないといけないのですが、相手の課題に入っていかないといけないから難易度が高いんです。自分の課題なら自分で取り組めますから、もしPTAにストレスを感じている人は「退会」に向けて作戦を立ててみて、実行してはいかがでしょうか?
 
 
「誰かから嫌われるコストかもしれないを払うことで自由になれる」本の中で紹介されている言葉です^^/
 
 



 
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