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こんばんは。PTAブロガーのいさおです!

 

 

ここのところめっきり寒い日が続いていますね。皆さんは体調など崩されていないでしょうか?新学期も始まりますし、お子様も含めて体調管理には十分ご注意ください。

 

 

さて、今日はアドラーに学ぶシリーズの最終回となります!

 

▼前回までの記事はこちら





 









 

評価ではなく、感謝・尊敬を!

子どもは褒めて育てよう!みたいなことをよく耳にしますが、アドラーは「褒める」ってことを推奨していません。「褒める」というのは、能力のある人がない人に下す評価であり、他者に介入していく行為なんだとか。もちろん「褒める」の逆の「叱る」ってのも同じですよね。

 

 

これは僕にとって本当に耳の痛い話でした。褒めるってダメなんだって…。

 

 

確かに褒める・叱るって縦の関係だから使うことですよね。水平関係にある友達だったら褒めたり叱ったりは絶対にしないです。褒める・叱るってのは結局は相手に介入し、自分が思う行動を取らせようとするやり方なのかもしれません。逆に上司と付き合う中では、「褒められるようなことをしよう」と振舞ったりする中で、結局上司をどう気持ちよくさせるかなんか考えていますもんね。

 

 

じゃあどうするか?ここで出てくるのが「感謝・尊敬」です。

 

 

感謝・尊敬の気持ちを伝えること。そうすることにより、相手は「自分自身がこの人たちの役に立っている!」と価値を感じることができ、良好な人間関係を築くことができるのです。

 

 

感謝・尊敬は相手に勇気を与える行為なのです!ぜひこれを肝に命じておきましょう。

 

 

「一事が万事」にしない

対人関係がうまくいかない人は、実はあまり自分に関係のないごく一部の情報に焦点を当ててしまい、それによって全体を評価する傾向にあるとアドラーはいうのです。
 
 
確かに、いやだなーと思うことがあれば、人間は嫌なことにフォーカスして情報を読み取る傾向があるので、そのことが実は全体の一部であっても大きいことのように感じてしまうことはよくあります。
 
 
でも、考えてみてください。あなたがPTAで悩んでいるとしても、本当に問題となることはごく数人の分かり合えない人達が原因であったりしませんか?その一部の人や事だけを見て、PTA全体、はたまた日本中のPTAが悪いかのような主張をしてしまっては、結局自分が物事をうまくことを進めることができません。
 
 
なので、一歩引いてみて、本当に自分を悩ますことは全体から見たらどのぐらいの割合なのだろうか?と自問してみると、意外と気持ちが楽になるかもしれませんよ。
 
 

自分を取り戻す「嫌われる勇気」

最後に文中からアドラーの言葉を抜粋します。
 
 
「誰かが始めなければならない。他の人が協力的でないとしても、それはあなたには関係ない。私の助言はこうだ。あなたが始めるべきだ。他の人が協力的であるかどうかなど考えることもなく」

 

 

こんな風にPTAの改善に取り組めたら楽になれるでしょうね。でも現実はこの一文を読んだからってすっと実行できるわけではない。必要なのはやっぱり「嫌われる勇気」なんだと思いました!

 

 

では、4回にわたるアドラーシリーズをお読みいただきありがとうございました!

 

 

おやすみなさい!

 








 

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