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こんばんは!PTAブロガーのいさおです。




PTAでアンケートをとり、

その結果を活用して、

活動内容を決めていくことが

あると思います。




活動の中心は保護者なので、

アンケートを実施して、

保護者の声を反映させるのは

いいことですよね。




一方でアンケートは質問の設定によって、

結果が大きく変わることもあるようで、

注意が必要。




ブラックなPTAは、

自分たちの都合のよい結果を

誘導するようにアンケートを実施し、

その結果を「全員の声」とみなして

面白くない活動を継続したりするようです。




今回はPTAのアンケートは

どのようなものがよいか

考えてみたいと思います!


 

 

 

ではピーブロ(PTA2.0ブログの略)よろしくお願いします!

 

 

 

アンケートって、聞き方や報告の仕方によって答えが違うの⁉︎

ぼくは仕事で
イベントやセミナーを実施しているため、
アンケートをよく集計しています。
この3年で30回以上は集計しました。



でも統計学者でもなんでもないので、
アンケートについての
細かいところはよくわかっていません。
ですが、経験からわかることを書いていきますね。



ぼくの場合、
イベントのの満足度は
主に5段階で評価してもらいます。

5.たいへん満足
4.満足
3.普通
2.不満
1.たいへん不満

といった感じ。



だいたいイベントのアンケートは、
主催者側に気を使って回答するので、
「2.不満」や「1.たいへん不満」というのはめったにありません。



「4.満足」と回答してくれていても、
実際の参加者の感覚は
「まあ普通によかったかなぁ」
ぐらいなんじゃないかなと思います。



だからアンケートを実施して
「9割の人が満足を実感!」
なんて報告を作っても、
知ってる人からすれば、
そりゃそうなるだろうという感じなんです。



本当に良いイベントだったなぁと
手ごたえがある場合は、
「5.たいへん満足」が半数を超えてきます



そこまでいって初めて、
確かに評価されている!と感じ、
メチャ嬉しいんですよ。



それから、
中間点の回答を用意するか
によっても結果が変わると思います。
ここでいう「3.普通」が解答欄にない場合です。



不満とまではいかないけど、
まあ普通かな、ってときに、
中間点の「3.普通」という回答がなければ、
「4.満足」に○をつけちゃいますよね?



そうすると先ほどの
「9割の人が満足を実感」となっていても、
よっぽどの粗悪イベントでもない限り、
そりゃそうだろって結果なんですよね。



本当の結果を知りたければ、
アンケート結果だけで、
「満足してる」と思わず、
内容をしっかり確認するようにしましょう。


 

 

自由記述は答えの扱い方が難しい

選択式でなく、自由記述にして

ご意見をもらうこともあります。




自由記述にすると

貴重なご意見をいただける反面、

「この声ってみんなの意見として

 捉えていいのかな?」

と判断に迷うことが多くなります。




自分と近い意見だと、

「ほら、やっぱりこういう風に思う人多いんだって!」

と思ってしまいがちですし、


自分と違う意見だと、

「まあ、中には反対意見もあるよね・・・」

ぐらいでサラッと流してしまいかねません。




保護者側から、

「せっかく書いたのに、

 私の意見が反映しない!」

って言われる場合は、

そういった主催者の先入観が

影響するのも間違いないでしょう。




ココは意識しておいた方が

良いと思います。




いろんな意見を吸い上げるのは

ホントに難しいものです。


 

 

比較できればOK、あまり難しく考え過ぎないようにしよう

先の例の5段階評価だと、

スコアに換算して比較することができます。




昨年度のイベントと比べて

満足度が上がったのか?

年間通じて行った4回のイベントの中で、

最も評価の低いものはどれか?




こういった比較ができるという

効果がありますので、

あまり難しく考えずに、

まずは保護者の声を集める方法として

アンケートを実施してみると良いと思います。




一回きりで

絶対に失敗できないような

ことではないので、

やってみて問題が見つかったらまた

次に生かせばいいんです。


 

 

では、今回はこの辺で!

 

 

 

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