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こんにちは!PTAブロガーいさおです。

 

 

 

PTA活動って保護者全員が

やるべきものと思ってませんか?

 

 

 

実はぼくも

PTA本部役員をやる前は

そう思っていました。

 

 

 

入会届を出していたようなんですが、

子どもが学校に入るときに書く

いろんな書類に混ざっていたから

ハッキリ覚えていません。

 

 

 

まあ、みんなやるんだろうし

特に拒否する理由もないかな、 

ぐらいの気持ちだったんだろうと思います。

 

 

 

まあ、PTAの認識なんて、

はじめはみんなそんなもの

かもしれないですね。

 

 

 

今回の記事は、

「PTAは義務ではなく任意団体」

ということを整理して

いきたいと思います。

 

 

 

では今日もピーブロ(PTA2.0ブログの略)よろしくお願いします!

 

 

 

PTAの位置付けは?

PTAとは何なのか?
ググってみますと
あっさり答えが見つかります。
 
 
 

日本におけるPTA(ピーティーエー、英語: Parent-Teacher Association)とは、各学校で組織された、保護者と教職員(児童を含まない)による社会教育関係団体のことである。任意加入の団体であり、結成や加入を義務付ける法的根拠は無く、全ての児童生徒のためのボランティア活動というのが本来のあり方である。
 

出展:Wikipedia
 

 

 

 

というように、

義務とできる法的根拠をもたない

任意団体というとこは

はっきりしてるですね。

 

 

 

  • 草刈りボランティア
  • 草野球チーム

と同じと考えてよいかな。

 

 

 

野球チームに強制加入がありえないように、

PTAに強制加入はありえない。

 

 

 

こんな風に捉えてみると、

わかりやすいかもしれないですね。

 

 

 

任意団体なのにそう見えないのはなぜ?

ググって10秒で答えがでるのに、

学校に行くと、任意団体のように

見えないのはなぜなんでしょう?

 

 

 

これは学校側やPTA本部役員が

任意団体と見せない方が

都合が良いからです。

 

 

 

学校としては、従来からあるPTAに

そのまま継続して活動してほしいと

考えるでしょう。

 

 

 

会費とマンパワーを

提供してくれる組織ですから

ありがたいものです。

 

 

 

PTA加入が任意と知って、

大量に非会員を選ぶ人が増えたら困る

と考えるのだと思います。

 

 

 

現役のPTA本部役員も

いろんな理由で継続したがります。

 

 

 

  • 昨年までの活動ができなくなる
  • OBから責められそう
  • 自分がやったんだから他の人もやるべき
  • 非会員の扱いを考えるのが手間

 

 

 

これまでずっと全員加入で

やってきたんだから、

大きな問題とならない間は

今までどおりの方法でいこう…

となるわけです。

 

 

 

戦後の教育や男性稼ぎ手モデルの働き方にルーツがある?

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ては、なんで元々みんなでやってるんでしょう?

ぼくは教育と家族形態が

影響していると考えています。

 

 

 

日本の教育システムは古く、

「みんな同じ」であることを重視しています。

 

 

 

ぼくが子どものころは、

運動会や卒業式の練習が厳しく、

みんなで揃えることがいいんだと

教え込まれました。

 

 

 

運動会の入場行進なんて

あんなにピッタリ合わせる

必要ありますかね?

オリンピックみたいにやりましょうよ。

各クラスで旗なんか作ったら

面白そうじゃないですか?

 

 

 

あと、中学校の制服もいらんでしょ。

みんな好きな服着ていったらいいんですよ。

 

 

 

まあ、そうやって

「みんな同じようにしましょう」

というのが教育現場の考え方。

 

 

 

だから学校を中心に活動するPTAも

みんな同じようにやりましょう、

となったんだと思っています。

 

 

 

それからもう一つは

高度成長期の

「男性稼ぎ手、女性専業主婦」

という家族形態のモデルです。

 

 

 

専業主婦の保護者が多かったから

女性を中心としたPTA活動が

できる時間があったんです。

 

 

 

経済が成長していたから、

男性ひとりの稼ぎでも

そのうち裕福になるんだという

希望を持てていたこともあるでしょう。

 

 

 

高度成長期からバブル崩壊前までの

家族モデルが、

今の日本のPTAを作り上げていき、

何十年も変わらず今に至った

というのがぼくの印象です。

 

 

 

任意加入が広がることがPTAアップデートには必須

みんなが同じ方向を向くことで、
幸せになれるという
時代は終わりました。
 
 
 
これからは多様な生き方、働き方が
価値のあるものを生み出せる
時代になります。

 

 

 

教育やPTAもそれに合わせた

アップデートが必要です。

 

 

 

その一歩目として、

「みんなで同じようにやりましょう」

を廃止し、

任意加入を徹底することが必要です。

 

 

 

それはPTAにとってもマイナスな

ことではなくチャンスなんです。

 

 

 

任意にして集まってきた人で

やった方がいい活動ができますからね。

 

 

 

日本全国のPTAがアップデートされますように!

 

 

 

では、今回はこの辺で!

 

 

 

▼こちらの記事も合わせてどうぞ!

 

PTAの任意加入が周知されないのはなぜなの?

 

 

 

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