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こんばんわ。PTAブロガーいさおです!

 

 

 

みなさんのPTAで、ベルマーク集めてますか?

 

 

 

ぼくが大人になって、PTA役員となり、子どもの学校でベルマークを集めてるって聞いたときは、「まだやってるんや!」と驚きました。

 

 

 

自分が子どもの時には、マヨネーズとかについているベルマークを切るのが楽しかったことを覚えています。

 

 

 

でも、自分が大人になり、PTAのことを調べていると「ベルマーク活動なんて廃止すべきだ」って投稿もたまに見かけます。

 

 

 

果たして、ベルマーク活動は時代にマッチしているでしょうか?

 

 

 

今回は第1弾として、現在のベルマーク活動のことを書いてみたいと思います。

 

 

 

ではピーブロ(PTA2.0ブログの略)、今回もよろしくお願いします!

 

 

 

ベルマーク活動とは

「すべての子どもに等しく、豊かな環境のなかで教育を受けさせたい」。

ベルマーク運動は、そんな願いをこめて1960年に始まりました。

 

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引用:ベルマーク教育助成財団HP
 

 

 

ベルマーク教育助成財団のこの図がわかりやすいですね。

およそ60年前の1960年に始まっているようです。

 

 

ちなみに1960年は

  • 日米安保条約締結
  • カラーテレビ放送開始
  • ジョン・F・ケネディが大統領に

といったニュースがあった年で、ぼくたち親世代でもわからない時代ですね。

 

 

 

PTAと一緒で、かなり古くから活動しているということがわかりました。

 

 

 

ベルマークの仕組み①学校側は何がもらえる?

「ベルマークは1点=1円」です。

 

 

 

マヨネーズとかチキンラーメンとかについているベルマークをチョキチョキ切って、みんなで集めます。学校で集めた点数分だけ、財団のカタログに載っている商品が買えるというものです。

 

 

 

例えばアップライトピアノを買おうと思うと103万円するわけで、キューピーマヨネーズ450gについているベルマークが3点だから、

 

1,030,000/3=343,333

 

となって、ピアノ=マヨネーズ34万本分ってことになりますね。

 

 

 

財団のHPによると、昨年度の全国チャンピオン校は横浜市鶴見区にある駒岡小学校で、点数は934,543点。(マヨネーズ31万本分)

 

出典:2018年度 年間集票全国ベスト100

 

 

 

どれぐらいの労力をかけたのかはわかりませんが、全国チャンピオンになったとしても1年間でピアノ1台分に届くか届かないかレベルだってことです。

 

 

 

参考までにもう少し学校を見ていくと、東京都で1位の学校は江東区の南陽小学校で230,443点。(マヨネーズ77万本分)

 

 

 

ピアノ1台をもらうのに、子どもが入学してから卒業するまでかかるぐらいのイメージですね。東京都1位でもですよ。

 

 

 

他にベルマークのポイントで買えるものとしては、

  • パイプ椅子 8600円
  • 一輪車 16800円
  • 運動マット(120×240)36000円
といった感じです。

 

 

 

東京都トップでいうと

  • パイプ椅子なら 26脚
  • 一輪車なら 13台
  • 運動マットなら 6枚

と交換できる感じですね。パイプ椅子で1クラス分ないぐらいなので、学校全体のものをもらおうと思うとかなり厳しい道のりになります。

 

 

 

ベルマークの仕組み②企業側は何がメリット

ベルマークの活動は企業側も協力しています。

 

 

 

企業には2種類あって、

  • 商品にベルマークが入っているのが、協賛企業(キューピーなど)
  • ポイントで交換できる商品を提供するのが、協力企業(ヤマハなど)

 

 

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現在、協賛企業はキューピーをはじめ55社。この55社は、分担金や寄付金など毎年固定費としておよそ300万円財団へ支払う必要があります。それから1点あたり1.27円を変動費として財団へ納め、このお金で各学校は商品を買えるわけです。

 

 

 

次にヤマハなどの協力企業ですが、こちらも固定費が必要なようでこれが年間100万円。それからポイントで交換した売上から1.5%は財団へ寄付するようです。

 

 

 

企業側のメリットとしては、まずは広告宣伝となることでしょう。ベルマークってそれなりに誰でも知っている名前だから、ベルマークが入っているってことで、財団側が作るカタログに掲載されたりするので、それが宣伝になりますね。

 

 

 

それから、財団を通じて社会貢献活動ができるってことも大きいでしょうね。

 

 

 

財団は活動を通じて生まれた資金を、へき地や被災地の学校、それから貧困国の教育環境のなどに寄付しています。

 

 

 

一つの企業が単独で、バングラディッシュに学校を作ったりするのは難しいでしょううけども、何社も集まり「ベルマーク」という仕組みを使うからこそ実現しやすいものですので、とても良いことですよね。

 

 

 

財団も、ベルマークを集めましょう!こんな商品と交換できますよ!ってことに加えて、もっと社会貢献活動をPRして欲しいところですね。ぼくならそこに共感します。

 

 

 

 

ベルマークの仕組み③財団って何をしているの?

財団はベルマーク活動全体の事務をしているのと、活動で生まれた資金を使った寄付行為をしています。

 

 

 

平成29年度の決算書を見てみると、収入が3.8億円で、人件費などの経費を差し引きし、寄付額がおよそ6千万となっていますね。もうちょっと寄付してもいいんじゃない?とも思いましたが、活動内容に手作業が多いところなのか、人件費が1.2億円ほどかかっています。

 

 

 

まあ、これも雇用を生み出しているという意味では社会貢献ですよね。

 

 

 

まとめ:ベルマークの仕組み

いかがでしたでしょうか?今回はベルマーク活動に、

  • 学校やPTA
  • 協力・協賛企業
  • ベルマーク財団

という3つの参加者がいて、それぞれどのようなことをしているのかを整理しました。

 

 

 

調べてみて、企業がかなりの固定費を払っているのに驚きでしたが、55社もの企業が協賛し、そのお金で寄付をたり、雇用を生み出したりしているのは素晴らしいことですよね。

 

 

 

今回はベルマーク記事の第1弾でしたが、次は保護者の負担について考えていきたいと思います。

 

 

 

では、今回はこの辺で!



▼続きの記事はこちら!

PTAとベルマーク② べルマークの理念とPTA活動の乖離
 


 

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PTAで目指すのはスリム化?それとも・・・

 

 

 

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