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こんばんわ。

PTA役員歴3年、PTAブロガーのいさおです!

 

 

 

PTAの「役員決め」で困ってる学校って

かなりあると思います。

 

 

 

ツイッターやYahoo!ニュースで

そんな投稿を多数見かけますから。

 

 

 

役員決めに困っている学校の先生や

現PTA役員の人からしたら、

毎年スッキリと役員が決まるPTAは、

羨ましい限りでしょう。

 

 

 

そんなPTAは

おそらく活動内容の質も良いんだろう、

と思います。

 

 

 

保護者の負担が少なかったり、

効果の見込めない活動をやめていたり、

なんとか連合会の集まり

にムダに参加しなくてよかったり、

するんでしょう。きっと。

 

 

 

子どもの教育環境を良くするために

何か活動するというPTAの理念そのものに

反対する人はごく少数のはずだから、

問題はPTAのやり方ですよね。

 

 

 

一見、様々な問題が

複雑に絡み合っているように思えるPTAですが、

多くの組織がそうであるように、

本当に改善すべき問題は

ひとつかふたつに集約されるはずです。

 

 

 

ぼくは、そのひとつが

「役員決め」だと考えています。

 

 

 

今回の記事では

PTA問題をシンプルに捉え、

改善の糸口を見つける内容になります。

 

 

 

では今日もピーブロ(PTA2.0ブログの略)よろしくお願いします!

 

 

 

重い「役員決め」がなくなったら?

PTAの問題ってどんなものがありますか?

  • 強制的な全員加入
  • 学校からの個人情報の横流し
  • 逃れられないポイント制
  • PTA会費の抱き合わせ徴収
  • 非会員への差別

などなど。

 

 

 

これら以外にもいろんな問題が

あるのかもしれませんね。

 

 

 

こういった問題のなかから、

どれかひとつだけ解決してくれるとしたら、

どれがいいかな?

と、一度考えてみてください。

 

 

 

あれもこれもキーー!ってなるのを

一度リセットして考えるイメージですね。

 

 

 

ぼくのPTAでもやっぱり役員決めが大変みたいです。

 

 

 

みなさんはどうですか?

 

 

 

例えば、PTA会費を学校の経費とセットで

引き落としするのも確かに問題は問題ですけど、

PTAの活動に問題がないなら、

一回で引き落としてくれた方が

楽じゃんって思いませんか?

 

 

 

こういうふうに削ぎ落としていくと

やっぱり残るのは役員決めなのかなーと。

 

 

 

職場仲間にも聞いてみると

役員決めが一番のストレスみたいなんです。

 

 

 

とにかく、役員さえやらなくていいなら、

それでいいって方もいました

実際、PTAの役員をやっていた1年は

休暇もよく使っていて、

しんどそうでしたし。

 

 

 

ぼくが楽しそうに役員を引き受けているのを見て、

「自分のところのPTAにも

 いさおさんのような人がいたらなー」

って言っていましたね。

 

 

 

役員のなり手を増やす一点に集中してみる

役員決めをしなくて良くなる

ってどういう状態でしょう?

 

 

 

ぼくはやりたい人を増やすようにすればいいと思います。

 

 

 

やりたい人がいて手を上げてくれるなら、

くじ引きやポイント制や監禁などはすべて不要です。

 


 

ぼくの学校では、

本部役員は4年連続で、立候補でだいたいすんなり決まりました。

細かい問題はあるにしても、PTAとしてはかなりホワイトに、

うまく運営できていると思います。

 

 

 

ぼくも、とにかく次の役員に

いい人がスッと手を上げてくれるよう

PTA役員をやるメリットを伝えています。

 

 

▼PTA役員をやるメリットはこちらの記事にまとめていますのでどうぞ。

PTA役員をやろうか迷っている人へ!経験者が語る役員のメリット

 

 

 

とあるお母さんから、

「いさおさんが頑張っているから、

 私もやろうと思う」

といってもらえた時は本当に嬉しかったですよ。

 

 

 

まさに感情って伝染するんだなと。

 

 

 

どうやったらPTA本部役員に手をあげる人を

増やせるか?

 

 

 

PTAの改革に取り組もうと思う方は、

ぜひこの1点に絞ってやってみてください。

 

 

 

多くの保護者が重い役員決めがなくなることに

喜んでいただけると思います。

 

 

 

いろんな活動に「強制」が減るはず

役員のなり手を増やすことを

突き詰めていくと、

活動を強制するようなことも

なくなる方向に向かわざるを得ません。

 

 

 

なぜなら、役員が保護者に強制させる構図を解消しないと、

なり手を増やすことはできないからです。

 

 

 

強制されるのはイヤだと思いつつ、

自分が本部役員側になってしまうと、

前例踏襲でやるべきという

前年度の役員の人たちからの圧力がかかり、

本当はやりたくないながら、

半強制のように参加を募ることになってしまうことが多いでしょう。

 

 

 

そんなことをしていては

誰も本部役員に手を上げてくれません。

 

 

 

だから、役員決めに手を上げさせるという1点を考えることで

他の様々な強制も同時に解消する結果となるんです。

 

 

 

 

まとめ:問題点をシンプルにして改善に取り組もう

役員決めを、楽にするには
役員をやるメリットを伝えることや
役員をやる負担を減らすことで、
手をあげる人を増やすことを考える以外にありません。
 
 
 
多くの問題があるように見えるPTAでも、
この一点だけに絞り、解決策を考えてみよう。
 
 
問題はそんなに簡単じゃないよ
って反論もあると思います。
 
 
しかし、多くの問題を見つけたところで、
どっちみち手を打てるのはひとつかふたつしかないのです。
 
 
だからぼくは役員決め1点に絞ることをお勧めします。
 
 
では今回はこの辺で。
 
 
 
▼問題発見や1点に絞って改善するといった話は
 ぼくが業務改善のコンサルタントだった
 頃から繰り返し読んでいるこちらの本で学びました。
 色褪せない名著ですのでお勧めです。↓
 
実戦!問題解決法
大前 研一
小学館
2007-04-06

 

 

 

 

▼こちらの記事も合わせてどうぞ!

 

PTA役員をやろうか迷っている人へ!経験者が語る役員のメリット

 

PTA役員をできない理由なんて言わなくていい

 

事実を話すとPTA役員の成り手がいなくなる、は逆!

 

 

 

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