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こんばんわ!

PTA本部役員歴3年、PTAブロガーのいさおです。

 

 

 

前回に引きつづき、PTAのベルマーク活動について考えていきたいと思います。

 

 

 

前回の記事では、ベルマークの仕組みをご紹介しました。




ぼく自身も、あらためてベルマーク財団の活動について整理していると、PTAのめんどくさい活動として代表的なベルマークも、理念や仕組みそのものはしっかりしているんだなぁと気づきがありました。

 

 

▼前回の記事はこちら

PTAとベルマーク① べルマーク運動の仕組みを徹底解説

 

 

 

いくら財団の理念が良くて、協賛・協力する企業がしっかりしていても、それとかけ離れた思想で活動しているPTAがあるのなら、それは本当に残念なことです。

 

 

 

今回はPTA側の活動をなんとかできないかという視点でベルマーク活動を考えたいと思います。

 

 

 

では今日もピーブロ(PTA2.0ブログの略)よろしくお願いします!

 

 

 

PTAにとって、何のためのベルマーク活動?

PTAや保護者にとってベルマーク活動とは一体何なんでしょう?
 
 
 
本来の目的は、ベルマーク集めというボランティア的な活動を通じて、学校の教育環境を充実させるための備品がもらえることにあると思います。
 
 
 
間接的な目的としては、ベルマーク財団が企業などから集める寄付金が、被災地やへき地や途上国への支援に使われるということも取り組む理由となりますね。
 

 


ということで、お金を集めるわけでもなく、チョキチョキとマークを切って集めて送ったらいいことがあるって感じなんですね。




少なくとも昔はそれでよかったんでしょう。




でも高度経済成長を経て日本は豊かになり、今は保護者は共働き世帯が6割以上を占め、主婦は時間的に忙しくなりました。




だからPTAのベルマーク活動はみんなで集まって切って集めているだけではダメになっているんだと思います。


 

 

「切る」は手段 

ベルマークを切って集めることは手段です。目的ではありません。





学校にいい備品が配備されるなら、本来ベルマークである必要はないんです。




しかし問題のあるPTAでは、手段であるベルマークを切るって活動がいつしか目的化されてきているのではないでしょうか?




働いている人なら平日にベルマークを切るとか難しいですよね。でと、活動にこないと白い目で見られるとか、そういった理由で仕事を休んでチョキチョキベルマークを切っている人もいるみたいです。




あー、もう何やってんだよ!って感じですよね。完全に手段が目的化ってパターンです。




ベルマークを切るために保護者が集まって切ることに意味がないとはいいませんが、わざわざ強制することではないし、家で切って数えて袋に入れてきてもらっても目的は達成されるわかです。


 

 

目的寄付とかの方が集まるんじゃない?

先ほども書きましたが、日本が裕福になり、かつ、時間的に忙しいなら、目的寄付がいいんじゃないかなと考えています。



※ただこれ学校の備品に使うには、学校教育法に触れそうなんですよね。



ピアノ買い換えるから、目標100万円で寄付を募ります。全校生徒500人なら1人あたり2000円なり。



ピアノを買い換えないといけない理由を説明しきれたら、それぐらいなら出せそうじゃないですか?



僕はこれが時代にマッチしているんだとおもいます。



なんとなくずっと続けてきているんけだけど、これから先はそうはいかないと思います。

 

 

 

 

まとめ:やりたい人でやるならOK。そうでないなら他の方法を考えよう!

PTA財団の活動理念そのものはダメなものではありません。ダメなのは強制的にベルマーク集めをしているPTAです。



やりたい人がやりたい時にチョキチョキ切る分には止めませんが、共働き世帯に代表される、夫婦ともに忙しい人まで巻き込むのはNGですよね。



手段が目的化されていることをよく理解して、他の方法に切り替えることにチャレンジしていきたいですね!

 

 

 

では、今回はこの辺で!


▼続きの記事はこちらです!

PTAとベルマーク③ べルマーク活動が行き詰まっている学校はどうすればいい? 

 

 

 

▼こちらの記事も合わせてどうぞ!


PTAとベルマーク① べルマーク運動の仕組みを徹底解説

 

 

 

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