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こんばんは。

PTA本部役員歴3年、PTAブロガーのいさおです。

 

 

 

PTA非会員のお子さんへの差別的な行為として、

  • 登校班に入れない
  • お祝いの品を渡さない

といったことが各地で起こっているようで、ネットを中心に問題視されています。

 

 

 

問題なのはわかりつつも、PTAを運営する側の人が「会員としての活動や会費の支払をしない人のお子さんにまで、同様のサービスを提供すること」に違和感を感じてしまうのも、無理はないように思います。

 

 

 

その原因として、「PTAは互助会だ」という概念をお持ちなんじゃないかなぁと思っていて、そこにこの問題を改善するキーポイントがあるかもしれないので、今日は「互助会」をテーマに記事を書いていきたいと思います。

 

 

 

 

では今日もピーブロ(PTA2.0ブログの略)よろしくお願いします!

 

 

 

PTAは会員相互のためにあるのではない

PTAの目的って「子どものため」とザックリ考えている人も多いと思うのですが、もう少ししっかり考えると「すべての子どものため」ということが言えます。

 

 

日本におけるPTAとは、各学校で組織された、保護者と教職員による社会教育関係団体のことである。任意加入の団体であり、結成や加入を義務付ける法的根拠は無く、全ての児童生徒のためのボランティア活動というのが本来のあり方である。

 

出展:Wikipedia

 

 

 

まぁそれぞれのPTAごとに考え方は違ってもいいのですが、自分自身やわが子にとってメリットがあるからということだけでなく、全体にメリットをもたらす活動でないといけませんね。

 

 

 

だって学校という公的な場所を使って活動をし、先生たちも加入して活動ているわけですから、全体のことを考える活動以外は認めにくいですよ。

 

 

 

ぼくがやっている草刈りボランティアに例えると、公園や道路という「公共の場」をキレイにする活動をしていて、決して会員の家の庭を順番にキレイにしていく活動ではないってことです!

 

 

 

 

互助会をやりたいならヨソでどうぞ

次に互助会とはなんなのかですね。
 
 
互助会は、特定の属性を持つ会員間の相互扶助を目的とした組織。
 
出展:Wikipedia
 
 

 

ザックリ言うと…、

「みんなでお金やマンパワーを出し合って、万が一のことなどで困ったらそこからお金を出しますよ、困らないように活動しますよ」

って感じですかね。

 

 

 

うんうん、この考え方ならお祝いの品を渡すのも、登校班に入るのも、会員の子どもだけしかできない感じがします。

 

 

 

これはこれでいいと思うんですけど、紅白まんじゅうのために会費を払うなんて普通に考えたらおかしいし、一緒に地域に住んでいるのに会員以外の子どもは登校班に入れずにキケンなままで良いってのも寂しいじゃないですか。

 

 

 

だからそういうのは「すべての子ども」を対象にするPTAとして活動し、会員・非会員にかかわらず同じようにサービス提供しましょうよって思います。

 

 

 

まとめ:学校や子どもたちのためを思うと自ずと差別的行為は減る

保護者の方の思いや地域の特徴などそれぞれあるでしょうから、簡単には解決されない問題だとは思うのですが、問題を整理するのに「互助会ではない」ということを頭に入れておくと役に立つと思います。

 

 

 

ぼくの願いは学校や子どもたちの全体にとっていいことを追求していくことで、差別的な行為が減っていくことです。

 

 

 

親同士がモメることでストレスが増えたら、結局シワ寄せが子どもにいくことになりますからね。

 

 

 

親のストレスを減らし、ゆとりをもって子どもと接する時間を増やしていきたいです。

 

 

 

 

では、今回はこの辺で!

 

 

 

 

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