IMG_4346



こんばんは。

PTA本部役員歴3年、PTAブロガーのいさおです。



お子さんの通う学校のPTAがイケてなくて、本部役員の人から効率の悪い作業を強制させられたり、意見をしたら今度は仲間はずれにされたりと、困っている人は多いと思います。



みなさんの学校はどうですか?



PTAは学校によってそれぞれ独特の文化がありますし、相手によっては「言うだけムダ」みたいなパターンもあります。これはもう運ですね…



でもまあ、中には話のわかる保護者がいて、みんなで少しでも状況をよくしていきたいって雰囲気があるなら、少し自分から働きかけてみるのもオススメします。



PTAの環境が良くなれば、保護者はみんなうれしいですからね!



今回は、みんなに働きかけるときのポイントについて、先日Google社のPRに詳しい方から聞いたお話を交えてお伝えしていきます。

 

 

では今日もピーブロ(PTA2.0ブログの略)よろしくお願いします!

 

 

こっちのやり方のほうがうまくいくんじゃない?というスタンスで問いかける

一部の過激な人を除けば、保護者の多くは「PTAのムダなことはやめたい」「より子どものためになる活動にしていきたい」「できることは協力したい」って考えを持っていると思うんですよね。


Google社の方は「ユーザーを信じる」って言葉を使っておられましたが、基本的にはみんな何かしら良くしたいんですよ。そのことを前提にするのって大事ですよね。


そしてGoogle社の方は、「古い」とか「遅れてる」ってワードは絶対に使わないようにしているそうで、新しいからイイとか古いからダメってことじゃないんだとおっしゃってました。


何か困っていることがあるときって、その人はそのものごとを良く変えていきたいと思っているわけで、「それならこういうやり方もありますよ。今までのやり方でうまくいってないんなら、ぼくたちの経験したこういうやり方を試してみてはどうですか?」と問いかけるそうです。

 

マイナス×マイナスでは共感を得にくい

PTAを動かしている人って、やり方に問題があったとしても、家庭や仕事などいろんな制約の中で必死に運営しているんだと思います。



「こんなやり方はダメだからやめろ!」



こういう言い方をすると、一生懸命やっている人は反発しちゃいますよね。だって基本的にはみんな本当は心のどこかでは良くしたいと思っているんですよ。(たまにいる極悪人は除く)



ぼくはこれをマイナス×マイナスとか、二重否定って呼んでるんですけど、「ダメなこと(マイナス)をやめろ(マイナス)」って言われても共感で来ませんよね。スピード違反で捕まったときとかに納得できないあの感じが近いかな。


スピード違反って、ダメってわかってるけどそんなに危ない場面でもなかったでしょって思いません?


だから「あーこれはダメだな」って思っても、それやめろって感じでPTAを切り崩していくのはイマイチなんだと思います。


 

子育て経験にヒント

ぼくは、子育ての経験からこのことを実感しています。


子どもって、ダメってわかってることでもついついやっちゃうこと多いけど、「やめなさい」とか言ってもなかなか素直には行動してくれないですよ。


宿題しなければならないってわかっていても、ついつい先延ばしにちゃったり…


ここで「早く宿題しなさい!」って言っても、子どもとケンカになるだけ。


「お父さん、宿題をマッハで終わらせる方法知ってるんだけど、教えてあげようか?」とか言って、乗っかる感じにするとまだ上手くいく確率が高いように感じています。

 

まとめ:ポジティブに突破するのがステキな大人

ダメなPTAがあったとしても相手に合わせて「マイナス×マイナス」で切り裂いていくのではなく、一歩引いたところからしっかり実態を見つつ、ポジティブな感じでより良い選択肢を出せていけたらステキなんじゃないかなって日頃から思っています。


  • 強制的な役員決めをやめろ!
  • 活動の強制をなくせ!

こんな感じで対立するようにもっていけば反発も出ますよ。


例えば「悪いことしてるんじゃないんだから内容をしっかり伝えたら、きっとやっても良いって人が現れるよ!そしたら役員決めで悩む必要なくなるんじゃない」って感じで、今が良くないとかをあまり気にせず、これから良くなる提案をたくさんしていけば、響く人には響くんじゃないかなぁ。


ぜひ参考にしてみてください。


 

では、今回はこの辺で!

 

 

 

▼こちらの記事も合わせてどうぞ!


 「PTAはこうあるべき!」という思考が、自分も他人も苦しめる

  

 

 

 

▼ツイッターではPTA・子育て・働き方についてつぶやいています!