PTA本部役員歴3年、PTAブロガーのいさおです。
PTAの悪しき習慣を見直し、適正な組織にしていきたい!
そう考えている人は多いと思います。ネットニュースなんかで記事になっているような悪いPTAなんだったら、保護者もストレスがいっぱいでしょうし、子どものためにも何にもならないですからね。
ぼくはそう言った改革に賛成です。
だからこそ伝えたいんです。「PTAの改革」とか「PTA適正化」とかいう打ち出しは、人を動かせないんじゃないかってこと。
今日の記事は、PRについてです。
ぼくはこの数年、イベントやPR関係の仕事に少し関わってまして、詳しい人と接することも多かったので、その観点では人より少しいいことが言えるかなと思います。
では今日もピーブロ(PTA2.0ブログの略)よろしくお願いします!
みんなが興味があるのは「自分のこと」であってPTAではない
ぼくがいきなり「地域との関わり適正化」をするぞ!なんて言ったら、みなさんはどう思いますか?- はぁ?
- 何が問題なの?
- 興味ないし…。
ってなりませんか?
地域との関わりってきっちりとあった方がいいけど、いきなり今まで話してなかった人と仲良くなれってのもしんどいし、そもそも適正化ってなんぞ?ってなりますよね。
自分事としてとらえにくければ、興味を持ってもらうことは難しいと思います。
だから、関心を持ってもらえる言葉から入ることはとても大事です。
「何かと物騒な世の中だから、顔が見え、声掛けしあえる地域で子供たちを守ろう」ぐらいだとまだ身近なものとして思ってもらえる可能性は高まりそうですよね。(これもイマイチかもしれないですが、まあ前のよりはマシでしょ)
損か得がないものには関わる理由がない
そもそも私たちは- 自分が損をしたくない
- 自分が得をしたい
の、いずれかのものに興味を示す傾向があり、どちらでもないものはいくら世の中にとって価値があったとしても反応はしにくいんです。(もともとその分野に関心があれば別ですが)
だから、PTAが不適正であることが社会的に良くないことであっても自分にとって、損か得かのことと結び付けないと、保護者のみなさんに関心を持ってもらい、ムーブメントを起こすことは難しいでしょう。
仕事でPRをやっているときも、ホントそうだなって思っていました。社会的に意味があったとしても、個人の興味と結びつけられなければ、反応はイマイチなんです。マジで。
話はそれますが、「適正」について言わせてもらうと、「適正」ってものがあってそれに向かって進むんじゃなく、時代に合わせて「見直し」していくものだと思っています。適正化って言われると今関わっている人が、「なんか良くないことしてるの?」って思っちゃいそうだから、ぼくは使っていません。
まとめ:うまくPRして仲間を増やそう!
PTAだと、その保護者やお子さんにとって- 何のデメリットを減らせるのか?
- どういったメリットが増えるのか?
具体的に保護者が困っていることは何なのか?PTAが提供できるサービスをは何なのか?を中心にPRすることで、興味を持たせて仲間を増やし、PTAの改革に取り組んでいきましょう!
では、今回はこの辺で!
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— いさお@組織の中でも自分らしく生きる (@isao67) 2019年6月1日
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