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おはようございます。

PTA本部役員歴3年、PTAブロガーのいさおです。


先日のTwitterで「PTAは昭和からの続き」というワードが出たのですが、実体として時代錯誤と言えるPTAって多いんじゃないかなと思ってます。




その最たるものが平日昼間に強制的に参加させる活動が多いこと。


今回の記事では時代の移り変わりと、時代に合わせたPTAにするためのポイントについて綴りたいと思います。


ぼくはいま仕事で「ジェンダー平等」や「女性の活躍」に絡んだことをしていますので、持っている情報を出しながら書いていきたいと思います。


では今日もピーブロ(PTA2.0ブログの略)よろしくお願いします!



 

PTA活動の中心が平日昼間!その背景

PTAの活動って母親が中心のところがほとんどだと思います。父親が平日の昼間に集まってチョキチョキとベルマークを切り取って封筒に入れている風景なんかは想像しがたいですね。あるいはPTA広報誌を3人のオトンで集まって「次回は運動会のことをこうやって載せよう!」とか話し合ってる感じもありえなくないですか。


平日の活動が多いこともそうですが、PTAは戦後の復興・高度経済成長・バブル景気と時代を支えてきた「専業主婦」をベースに考えられている組織で、時代が変わってきたにも関わらず、そのモデルはいまだに継続されているところがあるですね。


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これは専業主婦と共働きの推移を示したグラフです。


働く母は増え、今や専業主婦と共働きは1:2の割合で、働いている女性の方が多い時代です。しかしながら、PTA活動は旗持ち当番や、平日のベルマークカットなど、その状況を反映できてないのではないでしょうか。そしてその裏返しとして、男性がもっと家庭や地域活動に参加すべきなのですが、実態としてはそこに男の人が入り込んでいる事例もまだまだ多くないと思います。


PTA活動への父親の参加は?

男の人というキーワードが出ましたが、働く女性が増えた一方で、男性は家庭や地域活動に参加するようになったのでしょうか?答えはノーです。


WLB

出展:内閣府 仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)レポート2018


このグラフは核家族夫婦の家事・育児時間を表したものです。さすがにPTA活動の時間という項目はありませんが(笑)、共働きであっても、専業主婦の家庭であっても、男性の家事関連時間はほとんど変わらないというデータが出ています。


つまり働きに出る女性は増えたものの、家のことをする男性は増えておらず、結果として何かと忙しい日々を送るようになったのは女性なんですね。だから今までどおりに女性だけで同じようにPTAを回していくってのは難しいですよ。


最近は働く女性や管理職の女性が素晴らしいといった風潮があるように思いますが、その裏に、家事や育児を地味にこなしている男性が増えていないと、しんどいのは女性ばかりってことになります。


PTAとジェンダー平等

これぼくのちょっと前のツイートです。



働く女性が増え、男性も家のことをもっとすべきである時代。PTAってのがコテコテの専業主婦モデルで成り立っているんだとしたら、社会問題であるジェンダー平等を考えていくことで、何か問題解決のきっかけが見えるといいかなと思います。


他の人にできない切り口だと思いますしね!



まずは書評を載せます。

とりあえず今は本を読み漁っていこうかなと思っているので、このブログでも読んだ本のことを載せていこうと思います。


みなさまの参考になるような情報を載せらるようがんばっていきたいと思います。



では、今回はこの辺で!





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