おはようございます。
PTA本部役員歴3年、PTAブロガーのいさおです。
今日も書評シリーズです!
書評シリーズを書くきっかけと書いてる内容
PTA本部役員を3年経験し、PTA問題の情報を集める中で気になっていたことの一つに、働く母親が増えたことの影響がありました。
PTAって戦後の専業主婦モデルをベースに設計されていることが多いようで、社会問題であるジェンダー平等を考えていくことで、解決のきっかけの参考となる情報を発信できたらと思います。
こんな人に読んでほしい
ジェンダー平等について考えている人やPTA問題の根本を追求したい人に読んでもらいたいですね。
では今日もピーブロ(PTA2.0ブログの略)よろしくお願いします!
在宅勤務が会社を救う・田澤由利
新型コロナウィルスの影響で、多くの人が在宅で仕事をするようになったと思いますが、この本はそんなことを予想だにしなかった5年前に書かれたものなんです。
テレワークってのはブロードバンドが広がったころに一般的になって、その後クラウドサービスやSNSが主流になってきたときに普及しだした感じですかね。ぼくは10年前ぐらいに勤めていた会社では在宅が可能でした。とはいえ、原則は出勤することになってましたね。
だいぶ前に書かれた本ですが、内容は全く色あせず、わかりやすくテレワークの良さと導入のポイントが書かれています。
では内容のご紹介です!
テレワークは福利厚生ではなく、企業発展の切り札
在宅勤務はテレワークの一つのカタチです。用事があるときは家でも働けるよといった在宅ワークは社員が仕事を続けやすく、また休みやすくする福利厚生と捉えている人もいるかもしれません。もちろんそういう側面もあるのですが、実はテレワークって企業が発展する戦略として実施していくものなのです。
テレワークできることで、優秀な人材の定着、コストの削減、生産性UP、災害時の事業継続などさまざまな効果を企業にもたらします。
テレワークできることで、優秀な人材の定着、コストの削減、生産性UP、災害時の事業継続などさまざまな効果を企業にもたらします。
何のためにテレワークをするのかってほんとに大事ですね。企業が発展することは従業員への還元が可能になるってこと。そのためにやるんだというマネジメント層の意気込みがキーポイントとなります。
離れていても仕事ができる=組織が機能している
会社勤めをすると通勤しなければならないって、ひと昔前なら暗黙の了解でしたよね。これって裏返すと、いくら優秀な人材であっても、決まった時間に、決まった場所に来れない人は辞めざるを得ないということなんです。ぼくはこれを改めて文字で見て衝撃を受けました。世界中のどこにいても、誰とでもアクセスできるこの時代にも、日本のビジネスパーソンは相変わらず、場所と時間が定められた働き方しかしてないんですよね。
企業がテレワークを導入しにくいと感じるのは「テレワークできる仕事がない(と思っている)」「社員の管理が困難(と思っている)」といったことが挙げられます。
確かにテレワークで生産性が必ず上がるってことは言い切れないようですが、生産性を落とさないようにルールを作っていくことでカバーできます。
例えば、ファイルの整理を統一する、メールのひな形を決めるなど。こういうことは実は会社に集まって仕事してるから気づかないのですが、もともと生産性を下げている原因なんです。だから、テレワークを考えることをきっかけに業務の見直しをしていけば、属人化を防ぎみんなでカバーする体制ができたりと、企業発展につながる効果がたくさんで